<日中関係>中国外交トップ、「原則守り関係改善を」「領土問題は対話で解決」―中国メディア

Record China    2014年11月8日(土) 2時35分

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7日、新華網によると、中国の楊潔チ国務委員(外交担当、副首相級)は同日、谷内正太郎国家安全保障局長と会談した。楊氏は日中双方は領土問題を対話を通じて解決することなど「4つの政治文書」で合意した原則を守り、関係の改善に向け努力すべきだと語った。資料写真。

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2014年11月7日、新華網によると、中国の楊潔チ国務委員(外交担当、副首相級)は同日、谷内正太郎国家安全保障局長と会談した。楊氏は日中双方は領土問題を対話を通じて解決することなど「4つの政治文書」で合意した原則を守り、関係の改善に向け努力すべきだと語った。

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楊氏は「日中関係が長期的で健全かつ安定すれば、両国と両国国民の根本的な利益に合致する」と指摘。「歴史に鑑み、未来に向かう」姿勢に基づき、関係改善を目指すべきだとした。「日中関係は現在困難な状況に陥っているが、ここ数カ月に双方外交ルートを通じ、政治的な障害を克服すべく努力してきた」と説明。中国は改めて日本に対し、歴史を正視して善処し、尖閣諸島(中国名・釣魚島)など敏感な問題の解決に向け、ともに努力すべきだと主張した。

さらに、楊氏は▽4つの政治文書を守り、戦略的な互恵関係を継続する▽歴史に鑑み未来に向かう精神で、政治的障害を克服する▽領土問題は対話で解決する▽多様なルートを通じ、政治、外交、安全保障などで相互信頼を醸成する――ことなどを求めた。(翻訳・編集/AA)

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