【訃報】中国の著名カメラマン池小寧氏が永眠、張芸謀監督らと映画撮影―横浜

Record China    2007年7月12日(木) 20時10分

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11日午後10時33分、中国の著名カメラマン、池小寧氏が肺がんにより横浜の病院で死去した。享年52歳。葬儀は18日に行われる見通しだが、時間、場所は未定。写真中央が池小寧氏。

2007年7月11日午後10時33分、中国の著名カメラマン、池小寧氏が肺がんにより横浜の病院で死去した。享年52歳。葬儀は18日に行われる予定。

池氏は北京生まれ。父は北京の有名な映画人、池寧氏。文化大革命時代、小寧氏が10歳の時、父母はともにソビエト留学経験があったのを理由にスパイ容疑をかけられ、批判に耐えられず二人とも自殺。その後両親の友人たちに育てられた。

小寧氏はその後日本大学で学び、代表的な作品には張芸謀チャン・イーモウ)監督『秋菊の物語(秋菊打官司)』がある。その他多数の映画・ドラマの撮影を手掛ける。1997年帰国し、他を寄せ付けない撮影技術の高さと、風格のある撮影手法で祖国における名声を一気に高めた。彼の逝去は中国映画界に深い悲しみをもたらし、大きな損失と受け止められている。(翻訳/編集・YO)

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