中国政府の反腐敗、「マージャン」が新たなやり玉に―仏メディア

Record China    2014年10月29日(水) 17時2分

拡大

28日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル中国語サイトによると、中国で伝統的なゲーム「マージャン」が新たな反腐敗のやり玉に挙げられようとしている。写真はパリのルイ・ヴィトンで販売されるマージャン牌。

(1 / 2 枚)

2014年10月28日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語サイトによると、中国で伝統的なゲーム「マージャン」が新たな反腐敗のやり玉に挙げられようとしている。

その他の写真

マージャンは習近平(シー・ジンピン)政権で早くから反汚職のブラックリストに挙がっていたが、庶民の間でも広く親しまれていることから、政府は今のところは一律に禁止することはせず、党幹部が賭けマージャンを行うことだけを禁止するにとどまっている。

中国共産党機関誌・人民日報は、党幹部が「党員が郊外の農村部へ観光に出掛けた際などに金銭を賭けたマージャンやカードゲームに興じて公金を浪費するような行為を阻止すべきだ」と述べたことを紹介。農村部の民宿には、外見とは不釣り合いな高級サービスを提供するところもあるという。

中国政府の反汚職活動が始まって1年余りが経過し、高級な商品やレストラン、ホテルなどの営業実績は落ち込んでいる。AFP通信は、汚職を作り出す政府の体制をそのままにしていては汚職がなくなることはないと、中国共産党の反汚職活動の実質的な効果に疑問を呈する専門家の意見を掲載している。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携