李登輝台湾元総統は「日本に媚びている」「日本が台湾人を搾取したのは事実なのに…」―台湾紙

Record China    2014年10月29日(水) 13時46分

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28日、台湾・中国時報は、李登輝(り・とうき)元総統を「日本に媚びている」と批判した。写真は李元総統の著書。

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2014年10月28日、台湾・中国時報は、李登輝(り・とうき)元総統が「日本は台湾を植民地にして、人民を搾取し苦しめてきたというのは、真っ赤なうそだ」と語ったことについて「搾取したかどうかの基準は簡単だ。日本政府が当時、台湾人と日本人にどう対応したかをみれば、差別があったかどうかが分かる」と批判した。中国新聞(電子版)が伝えた。以下はその概要。

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日本政府が当時、台湾人と日本人にどう対応したかをみれば、差別があったかどうかが分かる。日本政府は明治憲法で国民に国会議員選出の権利を保障したが、台湾はその対象から除外された。日本の国会に台湾代表が選ばれたことはない。台湾人には当時、日本人と同様の言論、結社の自由はなかった。台湾では日本の警察がにらみをきかせていた。

教育も同様だ。最高学府の台湾大学の学生は、人口のたった6%しかいない日本人が全体の8割を占めていた。初等教育から台湾人は差別されていた。日本人はダム建設をはじめとしたインフラ整備に力を入れたが、日本政府は原住民の土地を収用して国有化し、日本人が管理したのだ。(翻訳・編集/AA)

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