2014年10月27日、中国紙・新京報によると、中国で今月行われた薬剤師国家試験で、大規模な集団カンニングが発生した。

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全国薬剤師資格試験が10月18日、19日の2日にわたって実施された。陝西省西安市では7カ所の試験会場で約2万5000人以上が受験した。試験中、陝西省無線電波観測ステーションが試験会場付近で異常信号をキャッチ。何者かが受験生へ試験解答を無線で送っていると判断したため、ただちにこれを遮断した。試験会場では監督官が受信器を身に付けている受験生をチェック。その結果、2440人が不正受験しようとしていたことが分かった。ある試験会場では700人以上が「捕まった」という。今回の集団カンニングは2つの組織が関与しており、不正を働いた受験生に対しては、今回の受験結果の無効と今後2年間の受験資格取り消し処分が下されている。

雲南省昆明市では、薬剤師試験で受験生1027人の不正が発覚。すでに4つの実行組織と容疑者8人が検挙され、無線発信機35台を没収した。さらに、国家試験問題を事前に不正入手した組織も摘発された。この記事にはネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。

「学歴もうそばかり」

「ニセの大卒者、ニセの専門家もたくさんいる」

「ニセ薬にニセ薬剤師、患者にとっては地獄だな」

「なんでたったの2年なんだ。永久に受験資格を剥奪しろ！」

「国家試験の不正は公然の秘密じゃなかったの？」（翻訳・編集/本郷）