Record China 2014年10月29日(水) 2時10分
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26日、シンガポール華字紙・聯合早報、抗議デモが香港社会を切り裂いていると伝えた。写真提供:Hong Kong In-media。
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2014年10月26日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、香港の抗議デモから1カ月近くが経過した今、異なる政治立場の主張により、香港社会の亀裂が広がっている。27日付で参考消息が伝えた。
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報道によると、9月28日、警察が使用した催涙弾の煙の中、逃げ回るデモ参加者の映像は多くの香港人に衝撃を与えた。数日後、デモ参加者に同情したフェイスブックユーザーはアイコンをイエローリボンにすることでデモ支持の意思を示し、ソーシャルネットワーク上は瞬く間に黄色一色となった。一方で、日夜警備にあたる警察官がデモ参加者に包囲され罵られる映像も一部の香港人の同情を買った。彼らはアイコンをブルーリボンに換え、フェイスブックはイエローリボンとブルーリボンの戦場と化している。
また、フェイスブック上では「友達削除ブーム」が沸き起こり、その波は香港の芸能界にまで広がっている。香港の著名な映画監督バリー・ウォンは警察支持派で、デモ支持派のチャップマン・トー、アンソニー・ウォン、デニス・ホーとの「絶交」を名指しで公にした。
人々の対立は日増しに加熱しており、それは家族、親友、同僚の間にまで広がっている。香港災害後心理カウンセリング協会(Post Crisis Counseling Network)はこれまでに200件を超える相談を受けた。中には、女子中学生が両親になぜ抗議デモに参加しないのかと問いただされ、「参加しないなら鞭で叩く」と脅されたいう例もある。
抗議デモから1カ月、フェイスブック上に現れた二大陣営だけでなく、社会の亀裂はますます広がっている。(翻訳・編集/CM)
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