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中国のSNS・小紅書(RED)に11日、「日本のホテルで誤解され、危うく罰金を取られるところだった」との投稿があった。資料写真。
中国のSNS・小紅書(RED)に11日、「日本のホテルで誤解され、危うく罰金を取られるところだった」との投稿があった。
大阪のホテルに宿泊したという投稿者は「ホテルに戻るとルームキーで部屋の扉が開かないことに気付いた。フロントで再度スキャン(登録)してもらって部屋に戻ったが、やはり開かなかった。改めてフロントに行くと、中国語を話せるスタッフが出てきた」と説明した。
同スタッフの話によると、清掃員が部屋のごみ箱からたばこの吸い殻を見つけたということで「2万円の罰金を科す」と言われた。投稿者は自分はたばこは吸うが部屋では吸っていないと主張。スタッフがごみ箱の中にあった吸い殻の写真を見せてきたが、投稿者は「それは外のコンビニの喫煙スペースで吸ったもの。ごみ箱がなかったのでたばこの先をちぎり、ポケットに入れてホテルに戻ってからごみ箱に捨てた」と説明した。
そして、「写真をよく見てほしい。吸い殻には(先をちぎったので)燃えた形跡がまったくない。それに、もし私が部屋でたばこを吸っていたら、なぜ(発覚しないように)トイレに流さなかったのか」と指摘。「私がたばこを吸ったというなら、複数の従業員を部屋に行かせて臭いを確認したのか。それとも、一人の清掃員の言葉だけで判断しているのか」と反論した。
投稿者はさらに、「もし複数の従業員が部屋に入って確かに部屋の中にたばこの臭いがあると確認した、あるいはこの部屋は今日清掃のために利用できないというなら、実際には吸ってはいないが私はこの罰金を受け入れる。しかしそうでないなら受け入れない。私は本当に部屋では吸っておらず、たった一つの吸い殻だけで断定するのはあまりにも軽率だ」と訴えたという。
その後、マネージャーとみられる人物がやってきて投稿者の話を聞き、罰金は科されないことになった。投稿者は「相手が中国人についてどう考えているかにかかわらず、私は自分が過ちを犯したなら罰金は受け入れる。だが、過ちを犯していないなら、この不当な扱いは絶対に受け入れない」とつづった。
中国のネットユーザーからは「はははは。大阪の路上なんて吸い殻だらけ。ルールを守って持ち帰ったら逆にぬれぎぬを着せられるとはね」「素養が高すぎて罰金を食らうところだったな」「喫煙者の信用度は低いから」「私も外で吸ったたばこの吸い殻を持ち帰って捨てたことがある。堂々と投稿するってことは彼の言っていることは本当なんだろう」「やっぱり吸ってなくてもたばこを処分する時は便器に流した方がいいよ。たばこは一度吸うと臭いが本当に取れない」といった声が上がった。
また、「本人は分からないかもしれないが、たばこを吸わない人の鼻はとても敏感。清掃員は臭いを感じたからごみを詳しく調べたんだろうよ」「たばこは吸っていなくてもあるだけで臭いがする。たばこを吸う人は気付かないだろうけど」といった声のほか、嫌煙派からは「喫煙者に同情の余地なし」「喫煙ルームを予約すればいいじゃん。たばこの臭いなんて大嫌い」「喫煙者は禁煙ルームを予約しないでほしい。たとえ部屋で吸わなくても体に付いた臭いが部屋に移る。本当に嫌」など、嫌悪感を露わにしたコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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