海南自由貿易港で航空機エンジン試運転成功、世界に向けての本格修理サービス開始―中国

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海南自由貿易港で航空機エンジンの試運転に成功しました。

中国南部の海南省海口空港総合保税区内に位置し、航空機の整備及びメンテナンスを行う「海口美蘭空港吉耐斯航空発動機修理工程(以下、海口吉耐斯)」は10月25日、航空機エンジンの初の試運転に成功し、世界に向けてのGEnx-1Bエンジンの修理サービスを開始しました。

エンジンの試運転施設は航空機エンジンの大規模修理に不可欠な重要施設で、実際の飛行でのエンジンの様々な運転条件における性能と信頼性を包括的かつ精密に試験します。海口吉耐斯のエンジン試運転施設の推力テスト能力は中国国内最大の15万ポンド級に達し、世界中のすべての主流航空エンジン機種の試験需要を満たすことができるとのことです。

海口吉耐斯の関係者によれば、同社は中国で唯一の、ゼネラル・エレクトリック・エアロスペースが第三者サービス提供者に与えるGBSAという最高レベルの資格認証を取得したGEnx-1Bエンジン修理企業であり、今回のエンジン試験施設の稼働により中国大陸におけるGEnx-1Bエンジンの試験分野の空白を埋めることになりました。このことは、海口吉耐斯が同エンジンの高温部性能を回復させる修理能力を備えたことを意味します。同時に、海南のエンジン修理産業が自由貿易港の強みを利用して、世界のGEnx-1Bエンジンにサービスを提供していくとの国際的なサービス体制を力強く後押しすることにもつながります。

海口吉耐斯は2025年末までに、GEnx-1Bエンジンの高圧圧縮機、低圧タービン、補機駆動ギアボックスなどの主要部材についての修理能力の確立を段階的に実施する計画とのことです。(提供/CRI

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