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中国各地でドローンを使って動物を殺害する事例が相次いでいる。
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中国各地でドローンを使って動物を殺害する事例が相次いでいる。中国メディアの揚子晩報が24日に報じた。
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記事によると、山西省呂梁市で田(ティエン)さんが飼育する馬が、ドローンから放たれた矢によって殺害される事件が発生。田さんによると、ドローンは熱感知装置によって獲物を特定することができる仕組みになっていたといい、発見した加害者は「馬ではなく(野生の)イノシシを狙っていた」と話したという。この件には現在、警察が介入している。
このような事例は他の地域でも起きている。今年4月、湖南省益陽市のある畜産業者で放し飼いにされていた黒ヤギがいなくなる事件が発生。警察が調べたところ、2人の人物がドローンに搭載した熱感知装置で獲物を特定し、ドローンから長さ80センチの鉄製の矢を放って違法な「狩猟」を行っていたことが発覚した。2人は窃盗の容疑で拘束されたという。

湖南省の養豚業者の温(ウェン)さんも「夜中(午前)2~3時ごろに近くでドローンをよく見かける。飼っているブタが何頭も行方不明になっている。矢などの証拠が見つからないため、警察も対応できない状況だ」と話した。
山西省晋城市の孫(スン)さんは「今年の9月30日、自分が飼っているラクダのうち1頭が、ドローンから投下された刃物で殺害された。ラクダの体には深い十字の貫通傷があった。夜に自宅の付近で正体不明のドローンを撮影したこともある」と明かしたという。(翻訳・編集/北田)
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