Record China 2014年10月23日(木) 22時57分
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22日、就職難の韓国で、大卒の学歴を持つ就活生が高卒と偽る現象が発生している。写真は韓国の延世大学。
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2014年10月22日、韓国・中央日報によると、就職難の韓国で、大卒の学歴を持つ就活生が高卒と偽る現象が発生している。中国網が伝えた。
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韓国の就職難は日増しに深刻になっている。国有企業や大企業20社に調査したところ、2014年下半期の採用人数は2013年同時期より12%減り、文系の採用を控える傾向にあった。すでに学歴は就職を保障してはくれず、韓国の3大大学と言われている延世大学の学歴を持っていても、書類選考の成功率はわずかに3割という人もいる。そのため、卒業の条件を有していても、就職できずに休学する者も出ている。
一方で、大卒の男性が学歴を高卒と偽り、採用されるケースも見られている。この男性は履歴書に大卒と書いて書類選考に落ちた会社に、高卒と偽り再び応募したところ見事採用された。企業の募集の中には、高卒者限定のものもあり、高卒と偽り就活する大卒者が少なくない。
中国でも近年、就職難が問題視され、大学院卒を学部卒と偽って就活する現象が見られている。これは高学歴の人間が仕事の報酬に対する要求が高いことや、使い勝手が悪いなどの理由から避けられている。報道ではなぜ韓国の大卒者が高卒と偽る必要があるのかは明言していないが、専門家のアドバイスとして、「一流大学にこだわらず、就職に有利な学部を重視するべき」と伝えているように、韓国では「どこで学んだか」よりも「何を学んだか」が重要になってきているのかもしれない。(翻訳・編集/内山)
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