農家の人がせっかく植えたのに…「映え写真」撮りたい観光客が踏み荒らす―中国

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中国・雲南省大理市で、「映え写真」を撮影しようと殺到した観光客が、農家の人がせっかく植えた稲が実る田んぼを踏み荒らす騒動があった。

中国・雲南省大理市で、「映え写真」を撮影しようと殺到した観光客が、農家の人がせっかく植えた稲が実る田んぼを踏み荒らす騒動があった。中国メディアの新京報などが10日に報じた。

現場で撮影された映像には、大勢の観光客が遠慮する様子もなく田んぼに入り、次々と写真撮影を行っていく様子が映っている。すでに実っていた稲は、広範囲にわたって踏み荒らされている。

同市喜洲鎮の政府関係者は「国慶節(建国記念日)の連休中、観光客による田んぼの踏み荒らしが頻発している。田んぼの周囲には立ち入り禁止の警告板を設置し、職員が巡回しているが、観光客が多すぎて職員も24時間監視できないため、管理が難しい」と語った。

中国のネットユーザーからは「素養はどこへ?」「これはひどい」「道徳心のかけらもない」「本当に恥」「写真撮れなきゃ死ぬのかよ!?」「みんな一緒ならルールなんて守らなくていいっていうのか?」「腹いっぱい食いすぎてるからありがたみを知らないんだ」「食糧を踏み付ける者には天罰が下るだろう」「どうかこの踏み荒らした連中がご飯を食べられなくなりますように」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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