俳優リー・ユンルイ（李昀鋭）と女優ワン・インルー（王影璐）主演の時代劇ドラマ「宴遇永安」が9日午後6時に、動画配信サービスの騰訊視頻（テンセントビデオ）と海外向けサービス・WeTVで同時スタートした。

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人気小説「長安小飯館」を実写化した本作は、ある日突然タイムスリップして、唐の都にやって来て屋台を始めた沈（シェン）一家と京兆少尹の林晏が美食を通じて縁を結んでいく物語をコメディータッチで描いたもの。

夕食の時間帯に、煎餅果子（中国式クレープ）や羊肉串（羊肉を串に刺し、炭火で焼いたストリートフード）、米豆腐（米をひいた汁を固めて作った食品）などのグルメとコメディーを融合させた演出に「まるで電子ザーサイ（食事の時におかずのように楽しむドラマ）」と、反響が相次いだ。ドラマの人気を示すヒット指数はピーク時に2万3000に達し、プラットフォームの「ヒット指数初日記録TOP3」に入った。

視聴者からは「家族全員が楽しめるドラマ」「グルメにコメディー、主人公同士のカップル感も成立していて、若者ウケのいい作品」「お年寄り好みの庶民の暮らしが盛りだくさんで見応えある」「ご飯が進むドラマ」「機嫌直しにぴったり」と好評が続出した。

関係者は、今の勢いで進めば2万7000から2万8000のヒット指数で10月ドラマのダークホースになれると予測。2024年に配信された時代劇ドラマ「九重紫」のヒットでブレークしたリー・ユンルイの影響力の程とドラマの展開に注目が集まっている。（翻訳・編集/RR）