東京を訪れる中国人観光客増加に対する日本人の反応に、中国ネット「実際は中国人観光客でもうけてる」

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28日、多くの中国人観光客が日本を訪れる中で、日本のネット上に見られる嫌悪の声が中国のSNS微博で紹介され、議論を呼んだ。写真は東京。

2025年9月28日、多くの中国人観光客が日本を訪れる中で、日本のネット上に見られる嫌悪の声が中国のSNS・微博(ウェイボー)で紹介され、議論を呼んだ。

157万人のフォロワーを持つ微博アカウント「帝吧官微」は28日「東京を訪れる中国人観光客が増えているが、これが観光客増加に対する日本人のコメントだ。全て本音を吐露していて、大いに感動した(泣き笑い)」と書き込み、Xに書き込まれていた日本人ユーザーのコメントをピックアップした。

ピックアップされたコメントは、いずれも中国人観光客の増加に対する、強い嫌悪感や恐怖心を示すものだった。まず目立ったのが、「夜の池袋を歩けば中国語ばかり聞こえる。気持ち悪すぎて吐きそう」「中国語が聞こえると、耳たぶがピタッと耳の穴をふさぐ」といった、存在そのものへの生理的な拒否反応だ。さらに、「あの人たちの立ち居振る舞い、うそと暴力、声の質と大きさ、服装、食事作法、匂いと衛生観念など全てが無理」といった辛辣(しんらつ)な批判もあった。

また、「命が大事だから、ここ数年(中国人が多い)池袋には行っていない」「大好きだった池袋を奪われてしまった」「新宿や渋谷なども同様の状況だ。子どもの送り迎えも必須になった」「北海道のスキー場、東京の高級住宅、大阪の民宿、多くの山林が中国人に支配されている。日本の土地や資源が徐々に蚕食されている」「危機感を持たない日本人には未来はない」など、嫌悪感と同時に恐怖心を抱いていることをうかがわせるコメントもあった。

さらに、「これで共生と言えるのか? 日本国民が一方的に我慢を強いられているだけ」「政府は一度中国人に帰ってもらう法律を作るべきだ」など、不満の矛先を政府の観光・移民政策に向けるユーザーの意見も紹介されていた。

この件について、中国のネットユーザーは主に、日本人に対する批判と同時に、日本を旅行する中国人にも冷ややかな視線を浴びせている。まず日本人に対しては「このオタクどもは、SNSでしか威勢のいいことは言えない」「こういうことを言うのは、ほとんどが日本の負け組だ。実際には、多くの日本人が中国人観光客でもうけているのだから」といったコメントが寄せられたほか、「あと数年もすれば、黒人が来て、インド人が来るようになる。そうなったら日本人は中国人を懐かしむことになるだろうよ」という意見もあった。

日本を旅行する中国人への批判では「理解できない」「われわれも、日本に行く中国人を同じ目で見てるよ」「日本を旅行して何かトラブルに巻き込まれたら、ざまあみろだ」「日本で差別を受けても自業自得。ネット上に泣きついてくるなよ」といったコメントが寄せられた。

このほか、「いつか在日米軍がわれわれの軍に置き換わるだろう。そうなりゃみんな黙るはずさ」「人民解放軍を日本の主要都市の路上に派遣し、武装パトロールさせよう」「日本に行ったがいい場所だった。こんないい場所は中国人のものであるべきだ」というナショナリズム色の強いコメントも見られた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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