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台湾メディアのTVBS新聞網は18日、沖縄にある台湾の窓口機関が「海外旅行に出かける際は必ず適切な保険に加入を」と呼び掛けたことを伝えた。写真は宮古島。
台湾メディアのTVBS新聞網は18日、沖縄にある台湾の窓口機関が「海外旅行に出かける際は必ず適切な保険に加入を」と呼び掛けたことを伝えた。
記事によると、飛行機でわずか1時間半ほどの距離にある沖縄は台湾人に人気の観光地だ。だが、深夜の急病で医療費と医療専用機による搬送費が数百万台湾ドル(100万台湾ドルは約490万円)に上ったケースも起きており、台北駐日経済文化代表処の那覇分処は17日のフェイスブックへの投稿でこうしたことを紹介しながら適切な保険加入を呼び掛けた。
那覇分処の投稿では、今年起きた三つのケースが示されている。一つ目は6月に宮古島で起きたレンタカーとタクシーの衝突事故で、レンタカーを借りた男性は「借りるのは1日だけ。道路状況は良く、交通量も少ない」と考えて追加の保険に入らなかったが、タクシーとの事故で修理費やレンタカー会社の営業補償で30万円を支払うことになった。
二つ目は具体的な場所は記されていないが8月に起きたレンタカーとトラックの衝突事故で、レンタカーを運転した女性も追加の保険に入っておらず、相手側とレンタカー会社に計12万円を賠償することになった。
三つ目は7月に沖縄を訪れた観光客が夜中に急病で緊急手術が必要になったケースで、保険の内容については記されていないが、日本での医療費と台湾に搬送するための医療専用機の費用だけで数百万台湾ドルに上ったという。
那覇分処は「保険は必ず加入、しかも適切な内容を選んで」と記し、「日本でレンタカーを運転する予定があるなら基本の対人賠償責任保険だけでは不十分」「旅行保険の内容に海外での突発的な病気の治療などを含めることを勧める」などとした上で「保険に入ると少し出費は増えるかもしれないが、安心と保障が得られる」と呼び掛けた。(翻訳・編集/野谷)
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