国産車はSUV人気が急上昇、メーカーも消費者の好み読みきれず―中国

Record China    2007年7月10日(火) 14時21分

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報道によると、今年上半期の国産乗用車の販売台数が240万台を超え、昨年同期より20%近く伸びた。写真は国産メーカーで自社開発車のシェアが高い奇瑞。

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2007年7月9日の報道によると、今年上半期の国産乗用車の販売台数が240万台を超え、昨年同期より20%近く伸びた。なかでもSUVと呼ばれるスポーツタイプの多目的車が人気で、全体の3割を占めた。これはメーカーが予想できなかった消費動向で、売れ筋が刻々と変化していることがわかった。

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上半期、自社ブランドで最もシェアを伸ばしたのが奇瑞で、3月には販売台数でトップとなった。また比亜迪も華晨も自社開発車が好調だ。しかし、シェア縮小に慌てた外資系が値引き攻勢に出たため、国産車との価格差がじわりじわりと縮まってきている。

関係団体の予測では、国産車の年間販売台数は今年800万台を突破する見込み。しかし国内メーカーとしては、消費者の好みが読めない段階で、膨大な資金を投じて新ブランドを開発するのはリスクが大きすぎるため、新たな戦略で市場に打って出にくいようだ。(翻訳・編集/WF)

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