2014年10月17日、韓国・SBSテレビによると、新政治民主連合の李春錫（イ・チュンソク）議員が、セウォル号事件発生直後の4月16日午前10時52分ごろ、朴槿恵（パク・クネ）大統領が「多くの乗客が船内に取り残されている」という報告を受けていたことを明らかにした。朴大統領が海洋警察から「370人が救助された」という誤報を受けたのは午後1時ごろ。約2時間、朴大統領が指示を出したかどうかはわかっていないと伝えた。

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朴大統領はこの日、午前10時から午後5時までの行動が明らかになっておらず、韓国で問題となっている。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「助けたいという気持ちはあったの？少しもなかったんじゃない？」

「報告を受けていたのに、7時間後に現れたってこと？そして言った言葉が『救命胴衣を着ているのになんで出てこられなかったの？』」

「隠していないで、はやく大統領の行動を明らかにして」

「国民の命よりも大統領の名誉が大事だと考える政権を信じられるわけがない」

「知っていたのに、何もしなかったってことは国民の命を見捨てたってことだ」

「子供たちの未来より大事なものが大統領にあるの？」

「政府が隠したい事実は一つ。このニュースもすぐにもみ消されるだろう」

「いまさら何を言われても驚かない」

「つまり、大統領は子供たちが危険だと知っていながらも、私生活を楽しみたいという欲求に勝てなかった…」（翻訳・編集/篠田）