Record China 2007年7月10日(火) 18時7分
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2007年7月9日、山東省青島市の湾内に大量の海草が発生し、湾を埋め尽くしている。大量発生の原因は海洋の富栄養化で、今春話題となった太湖と同様、海洋汚染も進んでいることが明らかになった。
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2007年7月9日、山東省青島市の湾内に大量の海藻が発生した。からまりあった海草は数十mから数百mもの帯となって、湾を埋め尽くしている。現在、引き揚げ作業を実施中だ。
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中国科学院海洋研究所海洋生物標本館で、藻類を研究する丁(ティン)氏によると、大量発生した海草はボウアオノリ。春から夏にかけて近海で成長する。窒素・アンモニアの増加など、いわゆる富栄養化により、爆発的な大繁殖を起こすことで知られる。富栄養化といえば、今春太湖での藍藻の大発生が問題になったばかり。湖も海も汚染が進んでいることが明らかとなった。
ボウアオノリ自体は環境への悪影響はほとんどなく問題ではないと専門家は指摘するものの、観光や船の往来への影響を考えれば除去作業は不可欠。人力による引き揚げ作業が続けられている。(翻訳・編集/KT)
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