2014年10月15日、中国・重慶市でダンスグループに所属する中年女性12人が、そろって市内の美容整形クリニックを訪れた。16日付で重慶晨報が伝えた。

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平均年齢58歳の彼女たちは、重慶愛博芸術団のメンバー。美容と健康のために始めたダンスだが、全国各地で踊りを披露していくうちに有名に。今では国営・中国中央テレビや湖南衛視テレビなどの番組にゲスト出演するほどの人気を博している。今年の年末には米国と台湾からも出演のオファーが来ているという。そんな彼女たちの悩みは年々増えていく顔のシミとしわ。そこでメンバー全員で美容整形手術を受け、若返って今年の年末特番に出ることを決意した。家族もみな賛成しているとのこと。「きれいになったら、もっと元気に楽しく踊れる」と、手術の結果を楽しみしていた。

このニュースに対する中国ネットユーザーの反応は賛成と反対の真っ二つに分かれている。以下は主なコメント。

「子供から年寄りまで有名になりたい人間ばかり。くだらない！」

「大みそかの特番は貧しい農民たちも見るんだぞ！同じ年齢のおばさんたちが派手な格好でダンスしているのを、農家のおばさんたちはどんな気持ちで見るのか考えたことあるのか？」

「年寄りが踊ってるからテレビに出られるんだ。年寄りじゃなくなったら何の価値がある？」

「美を追求するのに年齢は関係ない」

「自分の好きなことをするのが一番！」（翻訳・編集/本郷）