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13日にマレーシアのクアラルンプール国際空港で入国審査官にけがを負わせたとして逮捕・起訴された中国人のファン・フーユエン被告に18日、禁錮1月と罰金2000リンギット(約7万円)の判決が言い渡された。
香港のYahoo!ニュースによると、13日にマレーシアのクアラルンプール国際空港で入国審査官にけがを負わせたとして逮捕・起訴された中国人のファン・フーユエン被告に18日、禁錮1月と罰金2000リンギット(約7万円)の判決が言い渡された。
クアラルンプール国際空港で家族3人と出国手続きを行っていた被告は、入国審査官から入国記録が見つからないため後ろにいた人に先に手続きさせるよう求められると声を荒げて入国審査官のスカーフを引っ張り、入国審査官の頭をカウンター前の柱に押し付けるなどし、公務執行中だった入国審査官に故意にけがを負わせた疑いで逮捕された。入国審査官は頭部外傷、顔左側の負傷、目の下の痛み、腫れ、赤みを負った。
弁護人は、被告が反省し罪を認め、捜査に全面的に協力したことや、被告がまだ若く、犯罪歴もなく、1歳半と5歳の子どもの母親であり、子どもらは完全に被告に頼っていてマレーシアでいかなる支援も得られないこと、事件は入国審査官とのコミュニケーションの問題から生じた突発的な出来事で、計画的なものではないこと、被告がすでに5日間拘留されていることなどを挙げ、裁判所に罰金刑のみを科すよう求めた。
検察官は「被告の行為は感情に流されたものだとしても、公務員を傷つけるもので、裁判所はこのような犯罪は社会で許されないという明確なメッセージを送らなければならない」とし、抑止力のある判決を求めた。
刑法では、公務員に故意にけがを負わせた場合、3年以下の禁錮または罰金、あるいはその両方が科せられると規定されている。(翻訳・編集/柳川)
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