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台湾メディアの聯合新聞網は15日、休暇で日本を訪れた消防隊員が、帰国の便で心臓の不調を訴えた乗客を救助したと報じた。
台湾メディアの聯合新聞網は15日、休暇で日本を訪れた消防隊員が、帰国の便で心臓の不調を訴えた乗客を救助したと報じた。
記事によると、桃園市消防局大林分隊の隊員・陳仕峻さんは休暇を利用して仲間たちとチームを組み、9日に日本で開催された自動車のアマチュアレース大会「Fuji-1GP 2025 4時間耐久レース」に参加。11日の飛行機で台湾に戻ったが、その際、医療関係者の協力を求める機内アナウンスがあった。陳さんは自ら進み出て乗客を落ち着かせ、脈拍と呼吸の状態を確認。陳さんと客室乗務員が協力して対応に当たった結果、乗客の容体は安定した。
陳さんは「乗務員の反応は迅速だった。当時はただ、反射的に出ていき、自分にできることをしただけ。勤務中であろうと休暇中であろうと、助けを必要としている人がいれば進んで行動すべき」と話した。航空会社も陳さんに感謝の意を伝えたという。
大林分隊の李安邦分隊長は、「緊急に救護が必要な状況が発生した場合は、周囲の資源を有効に活用し、適切なタイミングで関係者に協力を求めてほしい。桃園市の各消防隊では、関連の啓発やCPR+AEDの教育訓練を実施しており、必要があれば地元の消防隊に相談して救命技能を習得することで、緊急時に貴重な救命時間を確保することができる」と述べた。(翻訳・編集/北田)
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