国産抗ガン剤メトトレキサートに問題!歩行困難になるなど危険性を緊急通知―中国

Record China    2007年7月10日(火) 12時23分

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2007年7月9日、中国衛生部は全国の医療機関に上海医薬(集団)有限公司華聯工場が製造したメトトレキサートの使用を一時中止するように緊急告知した。一部の白血病患者に投与した場合、歩行困難などの症状が発生する恐れがあるという。

2007年7月9日、衛生部は全国の医療機関に上海医薬(集団)有限公司華聯工場が製造したメトトレキサートの使用を一時中止するように緊急通知した。

メトトレキサートは抗ガン剤、抗リュウマチ剤として広く使用されている。衛生部によれば、一部の白血病患者に同工場製のメトトレキサートを投与した場合、下半身の痛み・倦怠感・歩行困難などの症状が発生する恐れがあるという。

同工場のメトトレキサートは、上海市・河南省・安徽省・広西チワン族自治区・重慶市・山西省・内モンゴル自治区・福建省・陝西省の9省市で3万6000瓶あまりが販売されている。現在、衛生部は流通ルートの特定と回収を進めている。   (了)

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