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8日、韓国メディア・ソウル経済によると、韓国人の間で国内旅行に対する不満の世論が広がる中、この夏、江原道の主要観光地で宿泊費の高騰が相次いでいる。
2025年8月8日、韓国メディア・ソウル経済によると、韓国人の間で国内旅行に対する不満の世論が広がる中、この夏、江原道の主要観光地で宿泊費の高騰が相次いでいる。
宿泊業界によると、春川のあるペンションでは、最大4人宿泊可能な客室を9日から1泊で予約した場合(アプリ利用)、代金は140万ウォン(約15万円)となっている。江陵のホテルも同時期、同条件で約110万ウォンとしている。
洪川のホテルは予約プラットフォームを使って週末1泊を予約すると、4人基準(朝食など含む)で220万ウォン。江陵のホテルも似たような条件で約180万ウォンとなっている。
春川、江陵、東海、襄陽、束草、平昌など江原道の主要観光地では、市内のモーテルの多くが週末1泊2日で40万ウォン前後の料金設定となっている。閑散期に比べると約3倍もの価格だという。
このため「繁忙期価格であることはある程度、理解できるが、それにしてもやり過ぎではないか」「いっそ海外旅行の方がまし」といった不満の声が上がっているという。記事は「こんな状況で誰が国内旅行に行くのか」と強調した。
ある宿泊業界関係者は、「夏休みシーズンは価格を高く設定するのが一般的とはいえ、いくら高級ペンションでも1泊100万ウォンを超えるようでは、消費者としては負担が大きい」と指摘。「閑散期の経営難を理由に、繁忙期に過度な売り上げを確保しようとする戦略は、長期的に見ると観光業界のイメージに害を及ぼす」と懸念を示した。
江原道関係者も「道として宿泊料金を強制的に調整する権限はない」としながらも、「繁忙期に消費者が被害相談できる機関の運営、観光産業改善案の策定など、制度的な対応を準備している」と話した。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「江原道のペンションを調べたらあまりに高いので、日本行きの航空券を予約したよ」「日本なら4泊5日、ゴルフ、食事付き、航空券代込み90万ウォンで行ける」「こんなに払うなら海外に行くのが正解だよね」「ソウルの高級ホテルに泊まってプールで泳いだりして過ごすのもいいかも」「国内旅行なら、日帰り弁当持参でちょうどいい」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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