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旧日本軍の731部隊を題材にした中国映画「731」が、満州事変の発端となる柳条湖事件が起きた9月18日に中国で公開されることが報じられた。
旧日本軍の731部隊を題材にした中国映画「731」が、満州事変の発端となる柳条湖事件が起きた9月18日に中国で公開されることが報じられた。
映画の予告編は、昨年の9月18日に公開されていた。
同作をめぐって、シンガポールメディアの聯合早報は4日、「チケット購入プラットフォーム・猫眼電影のデータによると、見たい人は3日時点で384万人を超え、最近の『見たい作品ランキング』で1位になった」と伝えた。
また、「当初予測されていた7月31日に公開されなかったことがさまざまな憶測を引き起こした」と述べ、日本では「中国当局が日中関係悪化を懸念し公開を先送りした可能性がある」と報じられたと紹介。一方、香港メディアが関係者の話として日中関係との関係を否定し、「もともと7月31日の公開は決まっていなかった」と指摘したことを伝えた。
記事はさらに、「凄惨(せいさん)なシーンを理由に大勢の保護者がボイコットしている」という声が聞かれたことや、映画は日中関係を破壊するとの声を当局に寄せた人がいることを紹介。「中国では最近、抗日戦争関連の映像作品が複数公開され、9月3日には『抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年』記念の軍事パレードが行われる」とし、「日本世論は中国の反日感情が再び頭をもたげることを懸念している」と伝えた。
中国では7月25日に南京事件を題材とした映画「南京照相館」が公開され、その興行収入は10日間で15億元(約308億円)を突破している。映画「731」については「50億元(約1028億円)は堅い」との見方もある。(翻訳・編集/野谷)
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