インターネットプラットフォームのデータによると、中国の今年の夏休み期間（6〜8月）の映画総興行収入（前売り含む）が、7月17日午後4時55分時点ですでに35億円（約724億円）を突破したとのことです。

今年の夏休み映画は、多様なジャンルと革新的な題材が特徴で、供給も充実しています。60本以上の国内外作品の上映がすでに決定しており、歴史やサスペンス、アニメ、SF、アクションなど10以上のジャンルをカバーしています。観客の多様な好みに合わせて、豊富な選択肢が提供されています。

国産映画では、コメディー、サスペンス、アニメを題材にした作品が比較的多い傾向です。コメディー作品の『長安のライチ』は、唐代の小役人が「ライチ使」の任務を遂行するため旅路につく物語で、『你行！你上！（YOU ARE THE BEST）』は、音楽の夢を追う少年が、幼い頃から父と一緒に家を離れ、最終的に最高峰の芸術の殿堂に登りつめる物語です。

サスペンスの『醤園弄・懸案』は民国時代にあった実際の事件を基に改編された作品で、女性の視点から時代の変遷を表現した作品です。歴史、戦争ジャンルの『東極島』は、第二次世界大戦中に浙江省東北部にある東極島で発生した出来事を題材にした作品で、1942年に東極島の漁民が海で約300人を救出し、うち3人の英国人を保護した物語です。

アニメの『聊斎：蘭若寺』は伝統文化からインスピレーションを得ています。『羅小黒戦記2』は癒やし系のスタイルを保ちながら、アクションシーンを全面的にレベルアップし、全年齢層が楽しめるファミリー向けの作品です。（提供/CRI）