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参考消息は16日、中国は世界で最も電気自動車に優しい国であるノルウェーで急速に市場シェアを獲得し、テスラや他の欧米の自動車大手に挑んでいるとする米CNBCの記事を紹介した。写真はノルウェー。
中国メディアの参考消息は16日、中国は世界で最も電気自動車(EV)に優しい国であるノルウェーで急速に市場シェアを獲得し、テスラや他の欧米の自動車大手に挑んでいるとする米CNBCの記事を紹介した。
記事はまず、2020年1月に中国の自動車大手、上海汽車集団(SAIC)傘下のブランド、名爵(MG)の車が初めてこの裕福な北欧の国に納入されて以来、中国のEVブランドは競争力のある価格設定と先進技術にけん引され、合わせて約10%の市場シェアを獲得してきたことを伝えた。
そして、ノルウェーが中国から輸入するEVに関税を課さないと決定したことや、世界で最もEVに優しい国としての評判を考えると、この爆発的な成長は特に注目に値するとし、ノルウェーの関税政策は、米国と欧州連合(EU)のそれとは一線を画すもので、同国は以前、中国製EVに関税を課すことは適切でも望ましくもないと表明したことに触れ、ノルウェーEV協会のクリスティーナ・ブー事務局長によると、ノルウェー市場では現在、少なくとも20種類の中国製EVモデルが販売されていて、ノルウェーの潜在的購入者の間で中国製EVに対する見方が近年「大きく変化している」と伝えた。
記事は、ノルウェー道路連盟(OFV)によると、中国EVメーカーやEVブランドの比亜迪(BYD)、小鵬(XPeng)、MGが6月のノルウェーの新車市場で販売台数トップ20に入ったことに触れた。
そして、オランダの銀行INGの運輸・物流部門上級エコノミスト、リコ・ルマン氏が「欧州のドライバーは中国製EVの運転を楽しんでいる。欧州で存在感を高めつつある新興ブランドと競争するのは、テスラにとって今後の真の課題だ」とし、欧州は中国とのEV戦争に負けつつあるかとの質問に対し、「欧州は追い上げているが、中国ははるかに先を進んでいる」と回答したことを紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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