済州島は中国のもの?ビーチに中国国旗無断設置で物議=韓国ネット怒り「規制が必要」

Record Korea    2025年7月15日(火) 10時0分

拡大

14日、韓国・聯合ニュースTVによると、済州島の東端にある牛島(ウド)の海岸に中国の国旗が設置されている動画がネット上で拡散され、物議を醸している。写真は済州島。

2025年7月14日、韓国・聯合ニュースTVによると、済州島の東端にある牛島(ウド)の海岸に中国の国旗が設置されている動画がネット上で拡散され、物議を醸している。

動画は10日、SNSに投稿されたもので、海岸沿いに置かれているピアノと、その横に並んで立てられている韓国と中国の国旗が映っている。投稿者は「独島(日本名:竹島)は韓国の領土だと言いながら、牛島は中国に譲るつもりか」「中国人観光客がピアノに腰掛け、慌ただしく写真を撮っていた」などと書いている。動画を見たネットユーザーからは「なぜ済州島の地に中国の国旗を挿すのか」「済州市長に苦情を入れないと」などのコメントがついていた。

調査の結果、国旗を立てたのは、朝鮮族らしき近くのカフェの従業員だと分かったという。牛島面事務所(役場)の職員が理由を尋ねたところ「中国人が多く訪れるので、フォトスポットを作った」「中国人がもっと多く来れば、牛島にとってもいいことではないか」といった趣旨の返答をしたという。

中国国旗は現在、撤去済みとなっている。面事務所関係者は取材に対し「動画が拡散されるまで、こうした事実を全く認知していなかった。行政手続きを経ていない無断設置だった」とコメントしている。

また、この騒動により、カフェが無許可でピアノやフォトスポットのアイテムを設置していたことが明らかになった。済州市は15日に現場点検を行い、原状回復命令を出す方針だという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「先週、用意があって済州島に行ったが、街中は中国語だらけ、ホテルやスタバ、観光地は中国人ばかり。ぱあっとお金を使っていってくれればいいが、そうでもない」「国が何か規制をするべきでは?。よその国の領土に来て国旗を立てていくなんてまともなやつのすることじゃない」「中国人のノービザ入国は廃止にしよう」「ノービザも問題だが、不動産取得も何とかしないと」「朝鮮族の永住権を剥奪して韓国から追放すべきだ」「歴史的に、朝鮮半島を虎視眈眈(たんたん)と狙ってきたのは日本だけではなかった」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携