改正鉱産物資源法を施行、戦略資源の保護と市場化を強化―中国

CRI online    2025年7月2日(水) 18時20分

拡大

新たに改正された『中華人民共和国鉱産物資源法』が1日から正式に施行されました。

新たに改正された『中華人民共和国鉱産物資源法』が1日から正式に施行されました。新『鉱産物資源法』は鉱産物の資源管理を規範化し、鉱業のグリーンで質の高い発展を促進する上で重要な意義があります。

新『鉱産物資源法』は戦略的鉱産物資源に対する特殊保護制度を確立し、国の経済安全保障、国防の安全保障、戦略的新興産業の発展に関わる鉱産物資源について、国家戦略的鉱産物資源リストに組み入れ、特殊な保護の対象とします。

新『鉱産物資源法』はまた、開発利用と環境保護の両方を重視することを明確に規定し、資源の市場化方式による配分を強調しています。自然資源部の魏莉華チーフプランナーは「探鉱権、採鉱権の入札、競売、公示の市場化による配分制度を初めて法的に確立し、鉱業権は入札、競売、公示などの競争形式を通じて譲渡されなければならないと規定し、これは資源配分に当たって市場が決定的な役割を果たすという理念を堅持することを表している」と説明しました。

新『鉱産物資源法』は、探鉱権者が探鉱に投資するに当たって大量に投じた資金が、鉱山の発見後に採鉱権に転換できないという懸念を払拭(ふっしょく)する「探鉱採鉱直通車」制度を確立しました。魏チーフプランナーは「今回の『鉱産物資源法』は探鉱採鉱直通車制度を確立し、探鉱権者は登録された探査区域内で関連鉱産物資源を探査するとともに、法に基づいて採鉱権を取得する権利を有することを明確に規定している。つまり、探鉱権者が鉱産物資源を発見し、採鉱権に転換しようとする場合、法的に何の障害もなく、直接転換することができる」と紹介しました。

また、新『鉱産物資源法』は石油、天然ガスなどの流体鉱産物に対して「探鉱採鉱合一」制度を確立し、探鉱権者は採掘可能な鉱産物資源の発見後、採掘を行うことができるが、採鉱手続きは自然資源主管部門が規定する期限内に行わなければならないと規定しています。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携