2014年10月10日、中国で絶大な人気を誇る韓国のアイドルグループ・EXOの中国人メンバーのルハンが、専属契約無効を求めて所属事務所のエスエムエンターテインメントを訴えた。人民日報（電子版）が伝えた。

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今年5月には同じ中国人メンバーのクリスがグループから脱退しており、EXOは本来の12人から今後は10人で活動することに。ルハン脱退のニュースは一瞬で中国全土を駆け抜けた。中国版ツイッター・微博（ウェイボー）のハッシュタグ「ルハンEXO解約」のアクセス数は、10日正午までに5200万件を超え、コメント数も23万件に上昇。微博の人気話題ランキング1位となった。

中国人ファンの多くはルハンの脱退を好意的に受け止めている。微博上で行われた投票では、60．7％が「支持する」と回答。13．4％が「予測していた」、2．1％が「失望した」と答えている。その理由について、ファンたちは「過酷な労働条件」やルハンの「健康不安」を挙げた。

ルハンの微博フォロワーは約348万人だが、コメント数は常時100万件を超えている。過去に記録した微博最多コメント1300万件は今年、ギネス世界記録に認定されている。クリスとともに中国で圧倒的人気のルハンがグループを離れることで、EXOの今後の活動に大きな影響が出ることは必至だ。（翻訳・編集/本郷）