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中国で今年、モバイルバッテリーの航空機内での火災がすでに15件発生しているとの話題が、中国のSNS上で注目を集めた。
中国で今年、モバイルバッテリーの航空機内での火災がすでに15件発生しているとの話題が、中国のSNS上で注目を集めた。
中国では26日にモバイルバッテリーの機内持ち込みの規制を追加する通達が発表され、適用初日の28日は新たな規制を知らずに空港でモバイルバッテリーを廃棄した乗客も多かった。
新たな規制は「3C認証」(中国強制製品認証)の表示がないもの、「3C認証」の表示が不明瞭なものや、リコール対象になったロットの機内持ち込みを禁止するものだ。
中国中央テレビ(CCTV)は29日の番組でこの話題を取り上げた際、中国民航科学技術研究院危険品センターの楊強(ヤン・チアン)主任の説明を紹介。楊氏によると乗客が持ち込んだモバイルバッテリーの機内火災は今年すでに15件起きており、これは昨年同期のほぼ2倍の件数という。
楊氏は、機内の消火設備が限られている点や密閉空間で発生する煙や有毒ガスの影響にも言及しており、これにネットユーザーからは「安全第一」「安全は何よりも大事」という声や「モバイルバッテリーを買う時にこういう表示に注意したことなかった」「出火は何が原因だったの?」「なぜ今年はこんなに多い?」などの声が上がった。(翻訳・編集/野谷)
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