日本で地震頻発、巨大津波の恐れも?台湾でも注意喚起―台湾メディア

Record China    2025年7月1日(火) 7時0分

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29日、台湾メディア・太報は、日本の北と南で地震が頻発していることを報じた。

2025年6月29日、台湾メディア・太報は「日本で地震頻発、巨大津波の恐れも?」と題し、日本の北と南で地震が頻発していることを報じた。

記事は、鹿児島県のトカラ列島でこの1週間に地震が500回以上発生しているほか、5月下旬から6月上旬にかけて北海道の千島海溝周辺海域で比較的大きな地震が複数起き、日本の専門家が「もしこの地域で大地震が起きれば大津波が発生する」との見解を示したと紹介。漫画家・たつき諒氏の作品に端を発する「7月5日地震説」の風説がまん延している台湾のネット上では日本の自身に関する議論が活発化していると伝えた。

その上で、中央気象署地震予報センターの呉健富(ウー・ジエンフー)主任がこのほど、日本付近で発生した地震による津波が台湾に及ぼす影響についての見解を示したことを紹介している。

記事によると、呉氏は日本で強い地震が発生した際の津波がどの方向に進むかは地形によって左右され、台湾への影響もこれに伴って変わってくると指摘。例えば、2011年の東日本大震災では津波が主に東へと拡散したことにより、台湾で観測された津波は10センチ程度で済んだと解説した。

そして、仮に千島海溝で津波を伴う地震が発生した場合、断層の裂け目が台湾に向いているかどうかを特に観察する必要があるとしたほか、津波には浅瀬に近づくと減速する一方で波が高くなる「増幅」という現象を伴うため、津波発生時には傾斜が緩やかになっている台湾北東部の宜蘭地区や西側の沿岸地域で特に警戒が必要だと指摘している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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