2025年6月29日、大風新聞は、貴州省貴陽市で上空から中華包丁が降ってくる事案が起きたことを報じた。

記事によると、あるネットユーザーが28日「貴陽市花渓区で上空から包丁が投げられた」とする監視カメラの映像を公開。動画には27日午後5時前、同区の通りに面した飲料店の店先で男性2人がワゴン車の荷物を整理し、白いTシャツを着てリュックを背負った男性が停車中のバイクにまたがり、女性が店の入り口に立っていたところ、上空から包丁が2本落下して大きな音がする様子が写っていた。

落下した包丁のうち1本はバイクの車体に当たった後跳ね返って地面に落ち、もう少しでバイクの男性に当たりそうになった。男性は、驚いてすぐにバイクを降り、頭を抱えながらその場を離れた後、空を見上げた。動画を見たネットユーザーからは、誰かが意図的に上空から包丁を投げたのではないかとの見方が出ているという。

現地メディアの記者が29日に貴陽市公安局に連絡して状況を問い合わせたところ、警察官はネットで関連動画を確認したと述べた上で「もし当事者が通報すれば、われわれも捜査に乗り出す」と回答したとのことだ。弁護士は、実際に包丁が投げられたのであれば刑事犯罪に当たる可能性があるため、当事者は直ちに警察に通報すべきだとの見解を示している。

この件について、中国のネットユーザーからは「早々に警察が介入して、厳しく捜査、処分を行うべき」「バイクの男性に当たらなくて本当に良かった」「空から包丁が降ってくるなんて、怖すぎる」「命中しなければ犯罪にならない、というのではおかしい」「高層建築には防護ネットを設置すべきだ」「私も前に空から降ってきたレンチに殺されそうになった」との反応があった。（編集・翻訳/川尻）

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— 中国動画 (@RC00547555) June 30, 2025