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世界初の自主航行閉鎖式サーモン養殖加工船「蘇海1号」が26日、広州南沙で引き渡されました。
中国船舶工業集団公司(CSSC)傘下の黄埔文衝船舶が建造した世界初の自主航行閉鎖式サーモン養殖加工船「蘇海1号」が26日、南部広東省の広州南沙で正式に引き渡されました。
「蘇海1号」は長さ249.8メートル、幅45メートルで、定格2800キロワット(ekW)のメイン発電ユニット4台を搭載しており、停泊養殖などさまざまな作業状況の配電需要を満たすことができます。船上には計15の船室が設置され、サーモンの閉鎖式集中養殖が可能で、養殖水量は8万3000立方メートルに達し、標準プール33個分に相当します。「蘇海1号」はさまざまな海域に移動して養殖生産を実施し、サーモンに最適な生育環境を提供することができます。稼働する際には、サーモンの自動化加工作業場も船上に配置します。
「蘇海1号」は年間を通じて連続養殖できる優位性を備えており、養殖区域と時間を合理的に計画することで、ピークをずらして発売することを実現し、市場に安定かつ十分なサーモンを供給することができます。サーモンの年間養殖量は8000トン以上、年間生産額は5億元(約101億円)が見込まれています。
「蘇海1号」の建造統括責任者である陳偉氏は、今回船が引き渡され稼働することにより、国内魚介類の消費市場は、将来的に冷凍サーモンの輸入依存を大幅に低減する可能性があると述べました。(提供/CRI)
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