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ご飯が進む神食品「腐乳」が欧州で人気となっている。
豆腐発酵食品の腐乳は、中国人にとって「これがあればいくらでもご飯が食べられる神食品」だ。1-5月に浙江省の紹興税関が監督管理を行った腐乳の輸出量は約331吨トン、価格にして約591万元(約1億1820万円)に達した。うち欧州向け輸出額は前年同期比で20%以上増加した。中国新聞社が伝えた。
浙江省紹興市は中国の腐乳生産地の一つ。1000年の伝統を誇る独特の風味を有し、中国の国家地理標識保護製品にも指定されている。紹興産腐乳は早くも明時代の嘉靖年間にすでに海外に輸出され、海外のグルメに「東洋のチーズ」と称えられている。
卤(ルー)の注入、瓶詰め、積み込み……紹興のある腐乳メーカーの生産現場では、数十人の従業員が連日忙しく働き、欧州、東南アジア、北米などからの注文に間に合わせようと腐乳を作っていた。
同社対外貿易部門の余敏瑩(ユー・ミンイン)マネージャーは、「紹興の腐乳は種類が多く、海外のグルメには赤い色をした紅腐乳が人気がある。輸出される紅腐乳の主な製造工程は大豆の粉砕や生地作り、発酵など20以上ある。中国人は腐乳一切れでご飯を1杯食べられる。海外の消費者はちょっと違う。欧州ではよくパスタのソースにしたり、ジャムのようにパンに塗って食べたりしている」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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