中国のSNS・小紅書（RED）に17日、「空港で荷物を受け取る時、日本は本当にいつも期待を裏切らない」と題した投稿があり、反響を呼んでいる。

投稿者は「毎回入国するたびに目にするのは、荷物が丁寧に扱われ、きちんと整然と並べられている光景である。中国のように1時間も待たされることはない。その高効率の裏には、黙々と動き続ける人々の尽力がある」とつづり、空港スタッフが荷物を並べる様子を撮影した動画を投稿した。

すると、ネットユーザーからは「やっぱりアジアの光だ」「みんなが日本を好きになる理由が分かる」「秩序を重んじる人にとってはまさに天国」「丁寧に扱ってくれるの、本当にありがたい」「コロナ前に日本に行ったことがあるけど、空港はまさにこんな感じだった。荷物はきっちり整列されていて、探知犬が巡回して臭いを嗅いで回り、とても真面目に仕事をしていた。何か問題があってもほえず、静かに伏せると、すぐにスタッフが確認に来ていた」とのコメントが寄せられた。

また、「仕事の丁寧さに関しては、日本を認めざるを得ない」「日本の各業界のスタッフの質の高さは本当にすごい！」「本当に素晴らしい。皆さんが自分の仕事に真剣に取り組んでいるので、安心して荷物を任せられる」「日本の仕事ぶりは本当に文句なし。一度、東京に向かう新幹線の中で荷物の取り間違いに気づいた。空港のスタッフが双方をうまく調整して、間違えられた側にもちゃんとフォローしてくれた。私は謝罪の言葉をたくさん準備していたけど、スタッフは私たちを直接会わせなかった。多分トラブルを防ぐためだったのかも。好感度がさらに上がった」とのコメントも集まった。

そのほか、「仕方ないよ。文化や人間性の差が大きすぎて、短期間で追いつけるようなものじゃない」「発展している国との差をきちんと受け止めて、理想論に逃げず、地道に努力すれば未来に希望はある」「確実に学ぶべき点。帰国して南京空港に着いた時、荷物を1時間近く待っていたら、スタッフが来て『別の便に乗せられてしまった』と説明された。乗客全員がその場で1時間ひたすら待たされた。差が大きすぎる」との意見や「素晴らしいサービスだけど、それを支えるコストはどこから出ているんだろう？」「確かに。でも不思議なのは、なぜ日本ではあんなに早く荷物を出せるのかってこと。中国だとベルトコンベアのあるところに着いても、最低30分は待たされる」との疑問の声も上がった。（翻訳・編集/岩田）