中国・広東省肇慶市で洪水が発生した後、市民らが商店へ向かい商品を略奪していく騒動があった。中国メディアの捜狐千里眼が伝えた。

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騒動があったのは同市懐集県で食料品などを販売する商店。現場で撮影された映像には、大勢の人が店内から商品などを持ち出す様子が映っていた。

投稿者によると、洪水が引いた後に店に押し寄せた市民らが、店員らの制止を無視して商品などを略奪。店員らが事前に2階に避難させていた商品や、レジに入っていた数千元の現金なども奪っていったという。

同県の担当者は「（現場の）動画を見た。事実関係を確認中」としている。

中国のネットユーザーからは「中国でこんなことが起こるなんて」「フェイクでは？」「（前のコメントに対して）普段ニュースとか見てないのか？2025年にもなるのにまだ違法に雇われた労働者が奴隷のように働かされる事件があるんだぞ」「ここ数年はあらゆるものが退化しているように感じる」「天災の上に人災まで」「米国の治安を笑えるのか？」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）