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金貨になった「五星出東方利中国」
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1988年に開始した「日中/中日共同ニヤ遺跡学術調査」(中国国家文物局批准・日本文科省助成)が第七次1995年調査で発見した「五星出東方利中国」錦については、2022年7月13日、習近平国家主席が新疆博物館視察時に見入り、貴重文化財の保護・活用が重要と指示。あるいは「1995年中国十大考古新発見」「20世紀中国考古大発見100」「出国(境)展覧禁止文物」「中国考古学百年百大発見」などに選出され、また中国中央TVの大型番組「国家宝蔵」や中国の“紅白”「春節聯歓晩会」で放送されるなど高く評価されてきた。
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約2000年前の西域36城邦「精絶」が中原王朝と密接な関係にあった事を示す「五星出東方利中国」錦は5月18日に中国切手となり、6月14日には中国人民銀行から200人民元「金貨」(純金15g)として発行された。日中調査隊は9次にわたる現地調査と並行し研究を続け、3巻の報告書・度々の国際シンポジウムなどで成果を公開してきた。今年は「五星出東方利中国」発見30周年、切手と金貨が花を添える。日本側隊長として嬉しい限り。感謝するばかり。新疆博物館では特別展を準備中とか、参観を計画している。
■筆者プロフィール:小島康誉
浄土宗僧侶・佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表・新疆ウイグル自治区政府文化顧問。1982年から新疆を150回以上訪問し、多民族諸氏と各種国際協力を実施中の日中理解実践家。
ブログ「国献男子ほんわか日記」
<新疆は良いところ>小島康誉 挨拶―<新疆是个好地方>
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