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16日、韓国・時事ジャーナルは「テスラ王朝は終幕か…グローバル電気自動車(EV)春秋戦国時代」と題した記事を掲載した。テスラ
2025年6月16日、韓国・時事ジャーナルは「テスラ王朝は終幕か…グローバル電気自動車(EV)春秋戦国時代」と題した記事を掲載した。
世界のEV市場は過去数年間、テスラが圧倒的なシェアを誇り1位の座を守ってきており、「テスラ王朝と呼んでも過言ではなかった」と記事は評している。しかし、最近は中国メーカーが内需市場の急成長により猛追撃しており、先ごろBYDが1位の座を奪取した。
市場調査「SNEリサーチ」によると、今年1~3月期のグローバルEV販売数(PHEV含む)は、BYDが前年比50.9%増の87万5000台でトップ。2位が吉利集団で79.7%増の45万台だった。テスラは前年比13.0%減で33万7000台と振るわず、3位に転落している。
テスラの販売数は欧州と北米で前年比34.2%減、8.1%減を記録。4月にも不振は続き、欧州で初めてBYDにトップの座を譲ったという。こうした中で価格を引き下げた結果、業績悪化につながり、1~3月期は売上高が前年比9%減の193億3500万ドルで、純利益が71.0%急減の4億9000万ドルとなった。また、「イーロン・マスク最高経営者(CEO)の政治活動でブランドイメージが悪化したことも影響した」としている。
また、テスラとBYDがEV覇権争いを繰り広げる中、韓国の現代・起亜自動車がその後ろを追いかけていると、記事は強調している。現代・起亜自は韓国だけでなく欧米でもEVの商品性を評価されて急成長を遂げているという。内燃機関時代には後発だった現代・起亜自だが、EV時代には新規ラインナップを拡大し、市場の先占に動いているという。
記事はこの他、フォルクスワーゲン、トヨタ自動車の動向なども紹介し、「グローバルEVは春秋戦国時代」だと伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「BYDは倒産目前でしょ」「在庫をなくすために値下げしまくっているのに、販売数で計算するとは」「事実と正反対のことが書いてあるね(笑)。テスラ王朝はここからが始まりだ」「歪曲(わいきょく)記事を書いてはいけない」「中国人による内需愛国消費の1、2位なんて何の意味もないランキングだ」「記者はもっと勉強してから記事を書くべき」など、批判的なコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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