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14日、中国のSNS微博で、閉山期間中に中国人が登頂するなどの問題が起きた富士山で5合目に常設ゲートが設置されたことが紹介され、注目を集めた。
2025年6月14日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、閉山期間中に中国人が登頂するなどの問題が起きた富士山で5合目に常設ゲートが設置されたことが紹介され、注目を集めた。
報道によると、来月の山開きを前に山梨県側の富士山5合目登山道で13日、山小屋などでの休憩をしないいわゆる「弾丸登山」を防ぐための常設ゲートが設置された。ゲートの高さはおよそ3.5メートルで、午後2時から午前3時までのゲート閉鎖中は山小屋を予約した人や下山する人以外は通行できなくなるという。
富士山ではかねてより軽装備による無謀な登山が問題視されており、最近では閉山期間中に登って救助を求める中国人が相次ぐなど安全な富士登山の確保が大きな課題となっていた。
フォロワー240万人を持つ微博アカウントは14日に日本メディアの報道映像を紹介し、「日本政府はついに怒り狂った。富士山に巨大な鉄の門まで設置した。ルールを守らないいまいましい登山者どもは、これでようやくおとなしくなるのか」とコメント。無秩序ぶりを見かねた日本の行政が「最終手段」に出たとの見方を示しつつ、マナーの悪い登山客に対する嫌悪の感情をあらわにした。
この件について、中国のネットユーザーは「これは免責説明書みたいなもんだ」「ルールを破って山登りするやつは取り締まらないのか」「ゲート作るのに1500万円も費やしたのか」「これで実際どれだけの効果が得られるのか」「言うことを聞かないやつのためにゲートを作っても役に立たないよ」「このゲートがある部分以外は入り放題。むしろ正規ルートが塞がることで事故が増えるかもしれないぞ」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)
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