中国の女優スン・リー（孫儷）がイギリスへの移住計画を進め、今後は芸能活動から身を退く可能性もあると報じられた。

スン・リーと夫で俳優のドン・チャオ（鄧超）が家族4人でイギリスに移住する話は早くからささやかれていたが、5月初めにスン・リーが中国のSNS・微博（ウェイボー）でロンドン橋をバックに撮った2枚の写真を投稿。1枚は舞踏公演のために13歳で初めてロンドンを訪れた時の写真、もう1枚はそれから30年後の現在の写真だ。

この写真のスン・リーのロンドン滞在は同時期に現地で行われたラテンダンスの国際大会に11歳の長女が出場していたため。大会での長女の優勝が話題になるとともに、スン・リーとドン・チャオがロンドン中心部に住宅を購入済みで、子ども2人がすでに現地の私立校に通っているとも報じられていた。

中国メディアによると、スン・リーの移住計画は10年ほど前からすでに始まっており、2014年に香港永久性居住の身分を取得。子どもたちも中国の過酷な受験戦争を避けるべく、香港の中学文憑（DSE）から有利に国外の名門大学を狙えるよう布石をしていたと報じられた。

昨年7月には家族4人でテニスのウィンブルドン選手権の会場に姿を見せていたが、スン・リーはロンドンへの思い入れが深いようで、20代でドラマ撮影で訪れた時など、人生の節目ごとに訪問して同じ場所で撮った写真をこれまでにも公開している。スン・リーの今後について、子どもたちをサポートするため、一線を退いてロンドンへ完全移住もあるのではないかと注目されている。（Mathilda）