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2007年7月8日、中国南部は豪雨と洪水に見舞われ、大きな被害が発生している。重慶市の河川では水位が史上最高を更新し、大洪水の危険が高まっている。写真は7日の豪雨で冠水した南京市。
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2007年7月8日、中国南部は豪雨と洪水に見舞われ、多大な被害が発生している。
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中国民政部によると、8日午後4時の時点で、江蘇省・安徽省・河南省・湖北省・四川省・重慶市・陝西省の各省に豪雨・洪水災害が発生中だ。被災者数1667万人、死者94人、行方不明25人、避難者56万人と発表された。また耕地123万haが被災し、14万haで収穫が絶望的となった。倒壊家屋は4万9000戸、損傷を受けた家屋は24万戸。直接的な被害額は38億元(約610億円)にのぼる。
今次の災害は6月28日以来、中国南方で降り続く豪雨によるもの。嘉陵江では水位が史上最高記録を更新し、大洪水の危険が高まっている。淮河の水位も上昇し、付近住民の避難が進められている。(翻訳・編集/KT)
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