クランクインを控える最新中国ドラマ「千里江山図」でチャン・ルオユン（張若昀）がチェン・ダオミン（陳道明）と3回目の共演を果たすのではないかと報じられ、そのキャスティングに関心が寄せられている。

「千里江山図」は動画配信サービス・騰訊視頻（テンセントビデオ）が2023年に制作を明らかにし、ティザーポスターを公開していた作品。その後、チャン・ルオユンの主演やワン・イーボー（王一博）とのダブル主演の話題が浮上していたが、ヒット作の時代劇ドラマ「慶余年～麒麟児、現る～」「慶余年2～麒麟児、挑む～」で共演したベテラン俳優チェン・ダオミンとの再共演が新たに報じられた。

「千里江山図」は中国最高峰の文学賞「茅盾文学奨」を受賞した同名小説を映像化するサスペンス作品で、第二次世界大戦の前夜、1933年の上海が舞台。「千里江山図」のコードネームで呼ばれる中国共産党の極秘移送作戦を背景に、指揮を執る主人公の陳千里が困難を乗り越えて反逆者を捜し出し、任務を完遂するまでを描く壮大なストーリーとなる。

これまでキャストにはチャン・ルーイー（張魯一）やジン・ボーラン（井柏然）といった名前が報じられたほか、チャン・ルオユン主演のドラマ「甘くないボクらの日常 ～警察栄誉～」や「鳴龍少年」のディン・ヘイ（丁黒）監督の起用が明らかになっている。

チャン・ルオユンは昨年、サスペンスドラマ「人之初」のクランクアップ後、1年近くドラマ撮影から離れている。このため、6月にクランクイン予定とされる「千里江山図」の動向は、撮影準備が進行中の「慶余年」シーズン3と並んで注目を集めている。（Mathilda）