韓国の国防予算、2015年度は5%超増の3兆7600億円に=ミサイル防衛、兵士の待遇改善が重点―英誌

Record China    2014年10月8日(水) 9時6分

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6日、韓国の企画財政部(財務省に相当)が9月に公表したデータによると、韓国の2015年の国防予算は5.3%増の37兆6000億ウォン(約3兆7600億円)に達する見通しであることが分かった。写真は韓国。

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2014年10月6日、韓国の企画財政部(財務省に相当)が9月に公表したデータによると、韓国の2015年の国防予算は5.3%増の37兆6000億ウォン(約3兆7600億円)に達する見通しであることが分かった。英誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』のウェブサイトが伝えた。

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増額幅は2011年に次ぐ高水準となる。GDPに占める割合は2.63%で、2009年以来の最高水準となる。韓国の国家予算も増額される見通しで、政府支出は5.7%増加、うち約10%が国防に割り当てられる。

国防部関係者によると、1兆4000億ウォン(約1400億円)は「キルチェーン」と呼ばれる防衛システムに投じられる。敵の攻撃を探知し、先制攻撃を行うものだ。2013年10月、朴槿恵(パク・クネ)大統領はこのシステムについて北朝鮮の核ミサイルを先制攻撃するもので、韓国のミサイル防衛力を高めるものだと述べている。

軍人の待遇改善にも予算が割り当てられ、月給が15%増額される。国防予算は増額されたが、国防部の要求した38兆4000万億ウォン(約3兆8400億円)には届かなかった。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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