「クルーズ船で中国へ」が新たなトレンドに

人民網日本語版    2025年5月21日(水) 19時30分

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「クルーズ船で中国へ」が新たなトレンドになっている。

中国は2024年5月15日に海外からの団体旅行客がクルーズ船に乗って中国に入国する場合に査証(ビザ)を免除する措置を実施してから、25年5月15日で満1年を迎えた。

この1年間で、上述したクルーズ船ビザ免除措置を受けて多くの外国人観光客が中国を訪れた。上海を例にすると、25年5月13日までに、上海出入国検査総所浦江検査所が検査した入国クルーズ船は累計で延べ580隻余りとなり、出入国した旅客は延べ226万人以上に達した。

北方地域最大のクルーズ船が帰港する港湾である天津国際クルーズ船母港は、この1年間に出入国したクルーズ船が前年同期比67%増の延べ200隻近くに上り、出入国した旅客は同93%増の延べ35万人を超えた。

「クルーズ船で中国へ」は深センでも社会現象になっている。15日現在深セン出入国検査総所が検査したクルーズ船は延べ46隻に上り、出入国した旅客は同287%増の延べ12万1000人だった。

クルーズ船によるインバウンド観光の地域連携効果が明らかだ。クルーズ船ビザ免除措置が実施されてからの1年間、多くの地域ではホテルの稼働率が上昇し、レストランはおいしいものを求める外国人観光客でいっぱいになり、文化観光消費も大いに盛り上がった。

上海から入国した観光客が浙江省へ出かけ、素朴な木造の烏篷船に乗って水郷の古鎮を体験したり、福建省アモイ市から上陸した観光客が同省漳州市の有名な土楼を訪れたりしている。24年5月から現在までの間に、こうした人気観光地が受け入れた外国人観光客はいずれも2桁の成長を達成した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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