ファーウェイの新たな医療ソリューション、「個別患者対応」と「能動的対応」に特徴

Record China    2025年5月19日(月) 5時30分

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中国では、アモイ市で先ごろ開催された「中国病院情報ネットワーク大会兼医療情報技術および製品展示会(CHIMA 2025)」(写真)でファーウェイが発表した新たな医療ソリューションが注目されている。

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中国では、福建省アモイ市で先ごろ開催された「中国病院情報ネットワーク大会兼医療情報技術および製品展示会(CHIMA 2025)」で華為技術(ファーウェイ)が発表した「擎雲スマート医療ソリューション」が注目されている。捜狐など多くの情報サイトがこの話題を取り上げた。

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「擎雲スマート医療ソリューション」は、患者別によりよく対応し、さらにより能動的な健康管理を成立させることを理念として構築されたという。従来型の医療分野のイノベーションとの大きな違いは、単一あるいは少数の技術における飛躍によって実現したのではなく、ファーウェイの多くのパートナーが実現した新技術を複合することによって、医療における多くの場面に対応する、能動的な対応を構築したことという。

入院中の患者への対応では、商用ウェアラブル機器、無線アクセスポイント、後方の健康管理プラットフォームを基盤として、従来の医師と患者のやり取りのあり方を革新的に変化させた。多次元データの遠隔リアルタイムモニタリングとスマート位置管理を融合させることにより、患者情報の即時伝達、病棟ごとの管理、緊急事態のワンタッチ通報といった機能を実現し、院内管理の効率と安全性を大幅に向上させるとともに、患者とってはより個別化され、より精密な医療サービスが提供される。

「擎雲スマート医療ソリューション」では、ファーウェイ側と病院が「診療後疾病管理センター」を共同構築し、スマートウェアラブル機器によって患者の健康データをリアルタイムで知ることができる。このことで、患者が病院側が示した健康管理法を、治療終了後も順守する確率を高め、予後の改善をもたらすだけでなく、一方で医療機関側は、貴重な連続性のある貴重な健康データ資産を蓄積することができ、医療機関としての強みを得ることができる。

CHIMA2025

個別製品では、ウエアラブル機器が注目されている。例えばファーウェイ擎雲HA5A0商用スマートバンドは、新たに睡眠時の健康指標であるHRVと睡眠健康要約機能が追加されるなどで、睡眠モニタリング機能が全面的に強化された。このことで、健康にとって極めて重要である睡眠問題の根本原因や健康への影響を把握する支援が可能となり、利用者ごとに個別化されたアドバイスを提供できる。また、HA5A0は新たに感情健康アシスタント機能を搭載し、24時間の感情健康モニタリングをサポートしており、「愉快」「平静」「不愉快」の3種の感情状態を識別し、対応するケアや提案を行うことで、ユーザーが能動的に健康を管理し、生活の質を高めることを後押しする。

ファーウェイの「擎雲スマート医療ソリューション」は、商用端末の能力を十分に活用し、医療サービスの質と満足度を大きく向上させるだけでなく、健康管理の概念にも変革をもたらすものだ。この手法により、受動的な治療から能動的な予防へ、断片的なサービスから個別化・連続性のある健康管理への移行を実現し、スマート医療・健康サービスの新たなモデルが切り開かれた。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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