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13日、環球時報は、中国が西側自動車業界にとって脅威だった時代は「20年以上も昔の話」だとする英自動車メディアの文章を紹介した。写真は上海。
2025年5月13日、環球時報は、中国が西側自動車業界にとって脅威だった時代は「20年以上も昔の話」だとする英自動車メディアの文章を紹介した。
文章が紹介したのは英自動車メディア「カー・エキスパート」の11日付記事。記事は、現在の中国自動車産業の世界市場における地位について、古代中国の軍事戦略家・孫子の兵法から「戦わずして勝ち負けを知る」という言葉を引用し、圧倒的な強さを確立していることを表現した。そして、この20年で自動車生産台数が200万台から3000万台にまで増えた中国自動車産業の成長を「驚くべきもの」と評した。
また、中国の自動車産業が持つ強みは電気自動車(EV)に限定されるという見方に対し「希望的観測に過ぎない」と指摘。化石燃料車の生産台数も年間2000万台と2位の米国の2倍に当たり、膨大な生産能力を備えていることを紹介した。
さらに「安価な労働力に依存している」という中国自動車産業の強みに対する認識も今となっては「誤り」だとし、実際に中国の自動車工場を訪れてみたところ、あらゆる工程が機械によって行われており感銘を受けたというエピソードを伝えている。
記事は、西側諸国の一部が今なお中国を「西側自動車産業の未来に対する差し迫った脅威」と認識していることにも言及し、「これは確かに事実だが、およそ25年も前の事実だ」と指摘。古い認識にとらわれたまま西側諸国が仕掛けた貿易戦争が中国に与えるダメージは少ない上、すでに自動車市場をめぐる戦いはおおむね決着がついており「時すでに遅し」であるとの認識を示した。(編集・翻訳/川尻)
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