日本人が韓国旅行に行きたがらない理由を韓国メディアが分析=韓国ネット「反論できない」

Record Korea    2025年5月15日(木) 12時0分

拡大

13日、韓国・マネートゥデイは「韓国人が日本旅行に高い関心を示しているのとは対照的に、日本では韓国旅行の人気がさほど高くない」とし、その原因を探った。写真は韓国・金浦空港。

2025年5月13日、韓国・マネートゥデイは「韓国人が日本旅行に高い関心を示しているのとは対照的に、日本では韓国旅行の人気がさほど高くない」とし、その原因を探った。

記事によると、11~12日に大阪・京都で出会った日本人22人のうち、17人(77%)が「費用が高い」「コンテンツが乏しい」「体験が画一的」などの理由から、韓国旅行の予定はないと回答した。韓国旅行への関心が特に低いのは30代以上の男性で、20代以下や女性は比較的関心が高かった。22人のうち4人は韓国を一度以上訪れたことがあるが、再訪する予定はないと答えた。

大阪で出会った30代男性は「韓国が嫌いというわけではないが、日本にも良い旅行先はたくさんあるので、あえて韓国に行く理由がない」と話したという。

韓国観光公社によると、訪韓日本人観光客は23年に232万人、24年に322万人を記録した。同期間の訪日韓国人観光客(年間700万~800万人超)と比較すると、その差は歴然。記事は「主な要因はコンテンツ不足だ」とし、「韓国観光の最大の強みであるK-POPやドラマといったコンテンツは20~30代女性には好まれるが、40代以上の男性や家族連れには魅力的な要素が少ない」と指摘した。再訪を促す要素も乏しく、訪韓日本人観光客のうち、4回以上訪れた人の割合は50%にも満たない。

日本人からは「韓国旅行はコストパフォーマンスが低い」という声が上がっている。航空券が比較的安いことを除くと、宿泊費や現地の交通費、食費など全ての費用が日本より高いため、韓国行きを選ぶ理由がないとされている。昨年韓国を訪れた男性は「トッポギが1万ウォン(約1000円)、生ビールが8000ウォン(約800円)、タクシー代は7万ウォン(約7000円)もかかった」「親切な人も多かったが、ぼったくられたという不快な印象も残っている」と話した。

現在の傾向は今後もしばらく続くとみられている。韓国観光公社の23年の調査によると、「今後3年以内に韓国を訪問する予定がある」と答えた日本人は全体の48.6%にとどまった。アジアに限定しても、「韓国が最優先の訪問先」と答えた割合は28.9%に過ぎなかった。

こうした状況を受け、専門家からは「日本は地域ごとの個性が際立っているが、韓国はそうしたイメージが相対的に弱い」とし、「韓国の芸能人に関心がある若者以外の日本人にも、韓国旅行を魅力的に感じてもらえる工夫が必要だ」との声が上がった。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「反論できない」「韓国は地域ごとの特色がない。どこへ行っても似たような土産品に、特徴のない形式的な料理。外国人の目には景福宮も慶州も全州韓屋村もみんな同じに見える」「正直、韓国に来る外国人の気持ちが理解できない」「日本旅行に行ったら、面白いものがたくさんあった。日本人が海外に出ない理由が分かったよ」「日本は世界的に見ても観光大国」「韓国にないものが日本にはあり、韓国にあるものは日本にもある。韓国からは韓国らしさが消えつつあるが、日本は特有の日本らしさとアナログの感性がたくさん残されている」「韓国人である僕も同じ理由で国内旅行を好まない。同じお金を出すなら日本旅行か東南アジア旅行を選ぶ」などの声が寄せられた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携