韓国市場で日本産ビールが華麗な復活遂げる=韓国ネット「ノージャパンの実態」「実力で勝つことが大事」

Record Korea    2025年5月13日(火) 16時0分

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13日、韓国メディア・韓国経済は「ノージャパンで大打撃を受けた日本産ビールが華麗な復活を遂げた」とし、「韓国の今年1~3月期の輸入ビール市場で1位を記録した」と伝えた。写真は韓国のビール売り場。

2025年5月13日、韓国メディア・韓国経済は「ノージャパン(19年夏に始まった日本製品不買運動)で大打撃を受けた日本産ビールが華麗な復活を遂げた」とし、「韓国の今年1~3月期の輸入ビール市場で1位を記録した」と伝えた。

韓国関税庁によると、今年1~3月期の日本産ビールの輸入額は約679億6811万ウォン(約71億2660億円)で、昨年に引き続き輸入額1位を記録した。日本産ビールは18年に1050億ウォン規模でピークを迎えたが、19年に始まったノージャパンの影響で20年には77億ウォン台にまで減少した。その後22年から回復傾向を見せ、23年には年間輸入額約749億ウォンを記録して再びトップに返り咲いていた。

韓国国内で日本産ビール輸入額1位の企業はロッテアサヒ酒類。17年から約4年かけて開発された「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」が特に人気を集めている。23年の発売当初は一部のコンビニやスーパーで品切れが相次いだ。

業界では、日本製品に対する拒否感が弱まったことに加え、中国産青島ビールに対するイメージが悪化したことにより、日本産ビールに注目が集まっていると分析されている。

23年10月に中国の青島ビール工場で従業員とみられる男性が原料に放尿する映像が拡散し、衛生問題が取り沙汰された。この影響により、23年1~3月期に175億ウォン規模で輸入額1位だった中国産ビールは、今年1~3月期は4位に後退した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ノージャパンを叫んでいた人たちはどこへ消えたのか」「これがノージャパンの実態だ」「熱しやすく冷めやすいという韓国人の特徴が今回もはっきり表れたね」「ノージャパン運動は感情的に始まったものだから長くは続かないと思っていた」「正直、日本のビールはおいしい」「不買運動のような方法ではなく、実力で競って勝つことが大事だという教訓になった。感情に流されず、冷静に物事を見ることが大切」「友人とノージャパン問題を巡ってけんかして絶交した。人づてに聞いたところ、その友人は日本旅行に行っていた。これも全て、ノージャパンをあおった政治家のせい」「李在明(イ・ジェミョン)氏が大統領になったらまたノージャパンが始まるのでは?」などの声が寄せられた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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