中国の高齢男性が通販で誤ってヒヨコ550羽を購入=中国ネット「強制的に起業させられた」

Record China    2025年4月30日(水) 21時0分

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21日、台湾メディア・週刊王CTWANTは中国安徽省の高齢男性がネット通販で誤ってヒヨコ550羽を購入してしまうトラブルがあったことを報じた。

2025年4月21日、台湾メディア・週刊王CTWANTは中国安徽省の高齢男性がネット通販で誤ってヒヨコ550羽を購入してしまうトラブルがあったことを報じた。

記事は、中国・安徽省蚌埠市のある高齢男性が近ごろネット通販で「パスワード不要の即時決済」を誤って有効にしてしまい550羽のヒヨコを購入してしまったと紹介。商品が届いて初めて事態に気付いた男性は、すぐに販売業者に連絡して返品・返金を求めたものの、「生きた動物は返品できない」と断られ、ヒヨコの命が心配になった男性はやむを得ず親戚の家にニワトリ小屋を建てて飼育を始めることとなったと伝えた。

中国メディアによると、一部のネット通販プラットフォームでは、パスワードの入力なしに注文・決済できる機能が提供されており、便利な半面、トラブルの原因にもなっているという。この男性も、知らないうちにこの機能をオンにしており、790元(約1万5000円)で550羽のヒヨコを購入してしまった。

この一件が報じられると、ネット上では「強制的に起業させられた」「こうして養鶏業生活が始まった」「一気に養鶏のプロになりそう」「これは産業支援や農業助成金の申請が必要だな」「思わぬきっかけで大規模養鶏業者になった。会社の社長になる日も近い」「ヒヨコを買ったのは災いではなく福かもしれない」などユーモアを交えて多くのコメントが寄せられた。

また、この件を紹介した中国のSNS・微博(ウェイボー)には「うちの母が間違えてワニを注文していて、カスタマーサービスから『さばいておきますか?』って電話が来て初めて気付いたってことがあった。その時は大急ぎでキャンセルできてことなきを得たけど」「パスワードなし決済機能をオンにする際には毎回確認メッセージを出してほしい。うっかり手が滑って設定してしまうなんてこともあるから」「この機能、完全にオフにできない。オフにしたと思ったらなぜか一定時間経過後にオンに戻ってた」など、男性と同様の経験談やパスワードなし決済機能に関する感想も数多く書き込まれている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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