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18日、台湾メディアNewtalkは、中国が台湾を武力侵攻した場合、中国軍側が数十万人を失うことになるとする元米太平洋軍司令官の発言を紹介した。写真は台湾軍。
2025年4月18日、台湾メディアNewtalkは、中国が台湾を武力侵攻した場合、中国軍側が数十万人を失うことになるとする元米太平洋軍司令官の発言を紹介した。
記事は、中国が軍事力を拡張して台湾への武力併合をちらつかせる中でトランプ米大統領の台湾問題に対する姿勢に注目が集まるとした上で、ハリー・ハリス元米太平洋軍司令官が15日に「中国ほど明確に台湾に対する意図を示している国はない。われわれも同様に明確であるべきだ」と述べ、台湾問題における「戦略的あいまいさ」政策を放棄して明確な姿勢を示すべきと主張したことを伝えた。
ハリス氏は、中国が台湾を孤立させ、支配しようとする意図は米国の利益と真っ向から対立すると強調。中国が最近台湾周辺海域で展開する頻繁な海軍活動については、サミュエル・パパロ現米インド太平洋軍司令官の「演習ではなく実戦訓練だ」という発言を引用して指摘した。
また、米国が長きにわたり続けてきた「戦略的あいまいさ」を止めることを主張する理由について、米国が立場を明確にすることにより台湾が「武装して自衛するのか、はたまた中国に屈服するのか」を判断できるようになる点、中国も武力行使の是非を判断できるようになる点、そして米国民が「自身や家族が台湾のために戦い、命を落とす可能性」の有無について判断できるようになる点の3つを挙げている。
ハリス氏はその中で、仮に中国が本当に台湾に侵攻すれば、激しい戦闘の中で中国軍の陸海空各軍や海兵隊の兵士が数十万人単位で失われることがあるとも予測した。(編集・翻訳/川尻)
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