台湾メディアの中天新聞網は14日、「日本を離れる前にくれぐれもこれをしてはいけない！」と題する記事を掲載した。

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記事は、「日本の桜のシーズンに合わせて、多くの台湾人観光客が花見に行くだけでなく、現地で力強い購買力を発揮している」とした上で、最近、日本の空港で免税品が入った袋の封を開け、購入した商品をベンチに置いていた台湾人観光客が、空港職員から注意を受ける出来事があったとした。

その上で、「これは実は違反である。だからこそ、空港スタッフは関心を寄せ、観光客に免税袋を手荷物の中に入れるよう注意を促した」とし、「外国人が日本で免税品を購入する際はパスポートを提示しなければならず、店もアプリで記録を取っている。会計時には店員が免税袋に入れて封をし、開けることができないようにする。ある店の袋は開けると『OPEN』の文字が表示されるようになっている。また、『日本を出国するまで開封しないでください。日本で消費した場合は消費税が課されます』とも記されている」と説明した。

そして、「台湾人観光客が出国前に封を開けてしまった今回のケースでは、空港職員は発見しても強制的に（消費税の課税を）執行することはなかった。もし正式に処理されていたら（一般物品ではなく消耗品の場合）、中身の商品は日本国内で使用されたと見なされ、免税の対象外となり、消費税が課される可能性がある」と注意を呼び掛けている。（翻訳・編集/北田）